トロントの花粉対策
こんにちは、トロント留学センターです!さて、3月も後半になり長い冬にもようやく終わりが近付いてきましたね。この季節、日本では花粉症に悩まされる人が多く、街中でマスクをしている人を見かけ、テレビなどでも多くの特集が組まれるようになります。こちらトロントでも、4月頃からオークやハンノキなど木の花粉が散布し始めるので、花粉症の症状がある人は対策が必要になってきます。そこで今回は、トロントの花粉の種類や花粉症に効く薬、花粉症に関連する英語フレーズなどについてまとめてみました!
◆トロントの花粉の種類と時期
まず、花粉症は英語でa pollen allergyまたはhay feverといいます。英語では「花粉症の症状がある」というより、「アレルギーがある」と表現することも多いので、単にseasonal allergiesやallergiesと言うこともできます。トロントで花粉症の原因となるものの種類としては、4月から5月が木の花粉(オークやハンノキ、メープルなど)、6月から7月が雑草類(バミューダやブルーグラスなどを含む)、そして8月から10月にかけてはブタクサがあります。日本のようにスギ花粉はほとんどありませんが、日本にもあるハンノキやブタクサに反応がある人は、トロントでも気を付けなければいけません。
◆花粉症の症状の英語表現
花粉症の症状としてはくしゃみや鼻づまりなどがありますが、ここでそれぞれの英語表現について見てみましょう。
●くしゃみ(sneezing)
●鼻水(a runny nose)
●鼻づまり(a stuffy/stuffed nose)
●目や皮膚、喉の痒み(itchy eyes, skin or throat)
●咳(cough)
ドラッグストアで薬を探したいとき、また症状が酷く市販の薬では対策できない場合は病院に行く必要があるかもしれないので、症状を説明するためにこれらの単語は覚えておきたいです。
◆ドラッグストアで購入できる薬(OTC)の種類
花粉症の症状に効く薬は何種類かありますが、日本では処方箋がなければ手に入らない薬でもトロントではドラックストアで買うことができるものがあります。医師の処方箋がなくてもドラッグストアで合法的に買える医薬品はOTC(over-the-counter)と呼ばれ、一般用医薬品や市販薬と表現されます。トロントで代表的なドラッグストアといえばShoppers Drug MartやRexallがあり、今回紹介する薬はそれらの店舗で買うことができます。
●Claritin(クラリチン)
●Reactine(リアクティン)
●Allegra(アレグラ)
●Aerius(エアリス)
●Benadryl(ベナドリル、日本ではドリエル)
最も代表的なものの一つがClaritin(クラリチン)で、眠くなることもほとんどないようなので、軽い症状の人にはおすすめです。またReactine(リアクティン)やBenadryl(ベナドリル)はクラリチンでは効かない人に試してみていただきたいですが、人によってはかなり眠くなるようなので気を付けてください。私は日本でもAllegra(アレグラ)をよく服用していたので、こちらでも足りなくなったらドラッグストアで購入しています。
◆花粉症に関連する英語フレーズ、薬の探し方や聞き方
それでは最後に、花粉症に関する英語フレーズをご紹介します。症状を説明したいときやドラッグストアで薬を探したいときに参考にしてください。
●花粉症の症状があります。
I have a pollen allergy.(seasonal allergies, hay feverなど置き換えが可能)
●花粉にアレルギーがあります。
I am allergic to pollen.(be allergic toで、にアレルギーがあるという表現)
I have an allergy to pollen.
●くしゃみや鼻水に悩まされています。
I am suffering from sneezing and runny nose.(from以下に症状を当てはめる)
●花粉症に効く薬はどこにありますか?
Where do you have medicines for a pollen allergy?
●クラリチンの薬を探しています。
I am looking for Claritin.
●どの薬が咳に効きますか?
Which medicine is good for cough?
トロントの花粉対策について、花粉の種類や効果的な薬、また使える英単語や英語表現に焦点を当てて紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか?これからの季節、花粉症の症状が重い人は、花粉に悩まされて勉強が手に付かない!という人も出てきてしまうと思います。トロントではドラッグストアにOTCが充実しており、個人での対策も可能なので、こちらの記事を参考にして薬を探しに行ってみてください。症状によって効果には個人差がありますので、合わないときは使用をやめ、服用量などに十分注意することも忘れないようにしてくださいね。