ワーホリ仕事探し~面接編~
こんにちは。トロント留学センターです。
今回のコラムでは、前回のレジュメについての記事に続きまして、「ワーホリでの面接」について説明したいと思います。これからカナダ・トロントでワーキングホリデーで来られる方、ワーホリ生だけでなく、カレッジ卒業後トロントで現地企業で働きたい方にオススメの記事となっております!
カナダでの面接の種類
まず初めに、英語で面接は「Interview」「Job Interview」という風に呼ばれます。日本と同様に、面接にも色々なスタイルがあります。希望の職種によって、どのようなスタイルの面接が行われるかたが大きく異なります。また、カナダでも数回に分けて面接が行われることもあります。応募した際には、どのような面接スタイルになるか事前にチェックしておきましょう。
In-person Interview /Panel Interview
通常行われる対面の1対1の面接です。ワーホリで人気のカフェやレストランでの仕事でも、このスタイルの面接が主流です。また、パネル面接では、面接官が複数人おり、それぞれから質問を受けるタイプのものです。ワーホリでの仕事の面接の際も、パネル面接を受ける事も少なくないようです。
Phone Interview
電話上で行われる面接で、採用プロセスの最初の段階でスクリーニングとして用いられることが多いです。声だけでの勝負ですが、電話越しに笑顔を作りながら、ゆっくり、はっきり話すようにすると好印象を残しやすいかと思います。
Video Interview
オンラインミーテイングプラットフォームを利用した、ビデオ通話での面接です。会社の規模が大きい場合は、面接官無しで、録質問に答えていくのを録画される場合もあります。
Group Interview
集団面接は、日本でも行われることもあるように、複数人の選考された人達が同時に面接を受けます。
面接でよく聞かれる質問
Interview Questions (面接の王道の質問)
下の質問は、王道中の王道の面接で必ずといって良いほど、聞かれやすい質問です。”Tell me about yourself”では、自分の生い立ちなどを述べるより、学校や仕事でどのような経験をしてきたかなどを含むと、面接官にも伝わりやすいです。質問に対する答えは、スラスラでてくるように何度も練習することが肝心です。
質問例
- Tell me about yourself.
- What is your strength/weakness?
- Why do you like to work at our company?
- What is your major accomplishment in your previous job?
Situational Questions /Behavioural Questions
カナダで主流のSituational Questions(状況質問) やBehavioural Questions(行動質問)は、面接でよく使われる質問スタイルです。質問に対しては、過去に起こった職場での出来事で、自分の取った対応(行動)を話し、そのとった行動が最終的にどういう結果を生んだか、などを事実ベースで答えていくと効果的です。もし、質問できかれたような状況を経験したことがない場合は、そういった状況に遭遇したことがない事を伝えたうえで、与えられた場面でどういった行動を取るか、どういった結果を想像するかを述べても大丈夫です。
質問例
- Describe a time when you had an angry customer.
- Tell me about a time when you went above and beyond for your customers.
- How do you handle a challenge?
- What would you do if you were asked to perform a task that you have never done before?
面接の準備の仕方
1.質問に対する自分の答えを書き出す
王道の質問に対する質問はもちろん、聞かれそうな質問などを調べあげ、その質問に対する自分の答えをまとめておきましょう。面接に聞かれそうな質問の数は、無限大にあるかと思いますが、似たような質問や同じ答えが使えそうな場合も多いです。最も重要なポイントは、募集要項にどのような人材を探しているかということが書かれていることを理解し、会社の情報や応募したポジションに適した内容でかつ求められている部分をアピールできるように準備しておくことです。しっかり時間を使って、今までの経験を細かな所まで分析し、それが応募するポジションで具体的にどのように生かせるかを考えておきましょう!
2.面接時に聞きたい質問をリストアップ
カナダの面接では、必ず「何か質問ありますか?」と聞かれます。「質問はありません」と答えてしまうと、興味がないととられることもあります。最低でも5つは、質問を作っておくようにしましょう。
聞いておきたい質問
- What is the next step after this interview? (この面接の後、次のステップはなんでしょうか?)
- Can you tell me more about the day-to-day responsibilities of this job? (この仕事の毎日のタスクにおける責務をもっと詳しく教えていただけませんか?)
- What is your favorite part about working in this company?(この会社で働く中で一番好きな部分はなんでしょうか?)
- Are there opportunities for professional development opportunities? (昇進などの機会はありますでしょうか?)
3.友達やホストファミリー、クラスメートと練習
面接では緊張してしまうことが多いので、しっかりお友達やホストファミリーと練習する時間を設けるようにすると、自信もつきやすいです。さらに、他者からのフィードバックを貰う事で、より良い面接対策が練ることができると思います。
面接に行く
面接には、もちろん遅刻厳禁です。5~10分前に着くように心がけましょう。面接の日に会う人には、笑顔でしっかり挨拶し好印象を残していくようにしましょう。面接中は、慣れない英語でのやりとりに緊張したりすることもあると思います。答えがすっと出てこない質問があっても、少し考える時間を求めたりしても大丈夫です!また、面接の途中や最後に、質問を聞くことも忘れないようにしましょう。
持っていくものリスト
まとめ
カナダでのワーホリでの面接は、志望する会社や業種によってもスタイルが大きく異なります。仕事へ応募するころに、インターネットなどを使ってどんな質問が聞かれやすいかなど、しっかり事前にリサーチしておきましょう。また、面接の際には、笑顔忘れずに、自分らしさをアピールし挑むようにしましょう!
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