パブリックカレッジ(公立カレッジ)
カナダのカレッジはほとんどが公立の学校で、地元の学生にとっては、高校を卒業してから自分の進路の専門性を高める為に通う学校機関です。専門分野も幅広く、取得可能学位にもCertificate・Diploma・Advanced Diploma・Bachelorがあります。
入学条件も卒業学位によって異なり、ご自身の目的/目標に応じて入学をします。入学後も単位移行をして学位のアップグレードは可能ですが、特定以上の成績を残す事が条件とされます。もちろん留学生も通う事が出来き、キャリアカレッジに比べると留学生の割合は低いと言えます。その分留学生にとっては入学条件レベルも高く、環境も完全に英語環境です。
トロントダウンタウン周辺の有名パブリックカレッジは4校あり、それぞれ施設や特徴が異なります。パブリックカレッジに進学すると、確実なスキルアップと英語力アップ、卒業後にトロントで社会経験を積む事ができるので、特にトロントに移民を考えている方にはぜひおすすめです。
カレッジの進学については★こちら★のページをご覧ください。
パブリックカレッジはココが魅力
留学生の比率が低い
パブリックカレッジは、主に地元の学生が通う為、ほとんどの学校が留学生の比率1割以下です。専攻分野によって留学生の割合が高いプログラムもありますが、授業はもちろん英語に不自由がないという事が前提で行われます。安定した就職率
パブリックカレッジは多くの企業とパートナーシップを結んでおり、数多くの卒業生が提携先の企業に就職しています。よく耳にする「○○学校は●●の分野で有名です」というフレーズで挙げられる分野は、企業とのパートナーシップが多く、実績と安定した就職率がある事が伺えます。学校独自で就職支援セミナーが開催される事はもちろん、プログラム別で日程が組まれ企業の採用担当が直接学校に出向き学生と対談するExpoも開催されます。大学編入がスムーズ
前文でもお伝えしました通り、カナダのパブリックカレッジは公立学校の為、卒業の際に発行される学位はOntario ○○○(Ontario Diploma等)などになります。これは、大学に進学する際に大切なポイントになり信頼になる他、資格を取得する際にも、Ontarioの学校を卒業していることが条件に挙げられる場面も少なくありません。カナダでキャリアアップを考えている方にはとても重要な点です。大学より進学しやすい
パブリックカレッジは、大学に比べて英語力証明の条件も低く、授業料も半額程度と言う事が特徴です。まずはパブリックカレッジに進学して、ある一定の学位まではカレッジで単位を取得してから高等学位を大学で取得するという方法も、授業料の節約にもなります。もちろん大学卒業証も獲得できます。プログラムにもよりますが、大学に比べるとクラスの規模も小さいので講師との距離も近いという点から、留学生でも授業に溶け込みやすいというのも利点です。カレッジの進学については★こちら★のページをご覧ください。
主なプログラム
⭐️Business | HR・ファイナンス・会計・マーケティング・マネージメント等 |
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⭐️Health services | 医療・歯科・ケアギバー・ナーシング等 |
⭐️Applied arts | デザインを含め美術上の技法や歴史、感覚等を学ぶ |
⭐️Information technology | 情報技術・プログラミング・IT部門等 |
⭐️Electronics | 自動車・飛行機・機械・船舶等 |
⭐️Services | カスタマーサービスや接客スキルの分野で、幅広い就職先がある |
⭐️Trades | 国際貿易・輸入/輸出関係・北米貿易等 |