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ワーホリ仕事探し~WHで探す仕事の履歴書の書き方~

 
  
   
ワーホリ仕事探し~WHで探す仕事の履歴書の書き方~

こんにちは。トロント留学センターです。
前回のワーホリでの「仕事探しのコツと注意点についてのコラム」に続き、今回のコラムでは、カナダでのワーホリでの履歴書の書き方をご紹介したいと思います。「近い将来カナダでのワーホリで仕事をしてみたい」「トロントの現地の会社やビジネスで仕事をしてみたい」と考えている方は是非参考にしてみてください。

 
 
 
 

1. カナダでの履歴書(Resume)のルール

まず初めに、カナダの仕事探しをする時に必要な履歴書は、一般的に「Resume(レジュメ)」と呼ばれます。カナダを含む北米でのレジュメは、デザイン・スタイル・コンテンツは比較的自由に個人で決める事ができます
 

※ヨーロッパやその他の欧米諸国では、履歴書がCV(Curriculum vitae)と呼ばれることがあるようですが、カナダでCVというと大学機関、医療機関、研究機関などで使われる履歴書で、研究の経歴や資格証明を重視した書類になります。

 

ここで、カナダでよく使用されるレジュメのルールをいくつか説明したいと思います。

Rule 1: 手書きではなく、デジタル!

カナダでは、日本のように履歴書の専用用紙やテンプレートは存在せず、個人でマイクロソフトのWordなどを使って作成するのが一般的です。基本的にはデザイン・レイアウトなどは自由で、雇用主の目に留まるように工夫してデザインします。e-mailやオンラインで仕事に応募する際には、デジタルバージョン(PDF)のResumeをそのままアップロードできるので便利です。
 

Rule 2: Resumeの長さは、1~2ページ

カナダでのレジュメは、1~2ページ程度が好まれると言われています。1ページにまとめる場合は、四方の空白が均等になるように工夫しましょう。2ページにする場合も、2ページ目の空欄が大きくなることは避けるようにしましょう。また、日本では用紙のサイズがA4の使用が多いですが、北米ではLetter sizeを使われます。Wordなどのプログラムを使用する際には、用紙サイズがLetter Sizeになっていることを確認しましょう。
 

Rule 3: Resumeは自分のマーケティング材料

あくまで、レジュメは自分を雇用主に売り込むための宣材資料です。雇用に不利になるようなものは、含まなくて大丈夫です。例えば、「ビギナーレベルの英語力」・「18時~21時までの勤務希望」など、採用にあえて不利になるような事は省き、面接や内定をもらってから直接相談・交渉したい部分はレジュメ内では省略しましょう。
 

2. Resume作成に必要な基本情報

北米の履歴書は、テンプレートなどがなく自由なスタイルであるため、どこから書き始めれば良いのかわからないと感じる方も多いと思います。実際には、職種によってレジュメで強調したい項目が異なる場合もあり、レジュメの作成法もスタイルも変わります。今回のコラムでは、北米で最もスタンダードなレジュメスタイルに沿って説明していきたいと思います。
 

Contact Info (名前・連絡先)


レジュメの頭に置きたい項目が、自分の名前と連絡先です。基本的には、名前、電話番号、メールアドレスが求められます。この連絡先の欄に、住所を入れている方も多いようですが、近年では個人情報保護の関係や、雇用主とのコミュニケーションが電話やemailで行われることから、レジュメに住所を含まない傾向にあります。居住している場所を入れた方が適切と感じる場合には、住んでいる都市名、エリア名、又はPostal Code(郵便番号)を入れておくと良いかと思います。
メールアドレスは、シンプルに自分の名前と関連したメールアドレスを作成しておくとプロフェッショナルな印象になります。例えば、名前が山田太郎の場合は、taro.yamada@gmail.comtaro.intoronto@outlook.comなど、雇用主にとっても、わかりやすく、タイプミスをしにくいものを使用するようにしましょう。
 

Work Experience (職歴)


北米の雇用では、職歴に重点が置かれることが多いです。この職歴の欄には、今までの正規雇用の経験だけでなく、パートやアルバイト、ボランティア活動まで幅広くリストアップできます。最新の職歴から順にリストアップしましょう。
この欄で必要な情報は、ポジション名(役職)、会社名、勤務地、勤務期間、具体的な職務内容・経験です。各役職でごとに、会社やチームでの役割どのように貢献したかなどを3つほど具体的に箇条書きにすると良いです。この部分は雇用主にとって読みやすいように、書き始めは動詞に揃えると見栄えが良いです。
 

Education (学歴)


北米の履歴書では、基本的には高校までは学歴としてリストアップせず、専門学校、短大、高専、大学から新しい順に書き始めます。ここでは、簡潔に学校名、学位、所属期間を書き出します。語学学校に留学をしていることを強調したい場合は、語学学校名とプログラム名も同様に書き出しても大丈夫です。
まだ卒業していない場合(休学を含む)は、期間を “Apr 2018 – Present” や “Expected completion in Mar 2021(2021年3月卒業見込み)”などと書いても大丈夫です。
 

3. Resumeに肉付け!追加情報

北米のスタンダードな履歴書で一般的に最も求められる項目は、上記に挙げた連絡先・職歴・学歴ですが、やりたい仕事によって必要となるスキルや資格の有無や、自分の長所となるポイントも入れたいと思う方もいらっしゃると思います。肉付け的な感覚で、下記の情報をうまく取り入れると、さらにレジュメも完成度が高く見えると思います。ページ数が多くなりすぎないように、バランス良く追加していくことが重要です。
 

Profile/ Highlight/Summary (簡潔なプロフィールやハイライトや概要)


レジュメの最初の部分に、イントロとしてProfileHighlightSummaryを置く事もできます。簡単なプロフィール、ハイライトや概要を添える感じですが、連絡先に次いで一番最初に雇用主の目に留まる部分になるので、強調したい自分の素質や経験を置くことが大事です。この欄に書く事項は、職歴欄などで重複しないように気を付けましょう。
 

Objective (志望動機)


日本の履歴書のように、志望動機を入れる事も可能です。どのような仕事を探しているか、どうしてこの仕事を志願しているか、どのように自分の経験を活かしたいかなどを入れる事ができます。
Objectiveは、Profileなどと同様に、レジュメの一番頭に書かれることが一般的です。採用担当者にレジュメ全部に目を通してもらえるように、しっかり思いを伝えましょう。
 

Skills (その他スキル)


スキルの欄には、応募先の仕事で役に立つスキルをリストアップします。
パソコンを使うお仕事であれば、使い慣れたマイクロソフトオフィスやその他ソフトウェアをリストアップすると採用担当者の目に留まりやすいかと思います。また、カスタマーサービス業の仕事では、数カ国語の言語を使えることを強調することもできます。
この欄は、自分の挑戦したい仕事にあったスキルをハイライトしましょう。
 

Certificate (資格)


追加したい項目として、仕事に必要だったり雇用に有利になる資格もCertificatesの欄にリストアップできます。例えば、トロントのレストランなどでは、レストランやバーなどでアルコールをサーブするのにSmart Serveと呼ばれるライセンス(免許)が必要です。飲食店で働きたい場合には、この資格がとても有利になりますので、Certificateの欄に書き出すようにしましょう。
 

4. ワーホリサンプルレジュメ

~飲食店でサーバーとしての仕事を探しているTaroさんの場合~

サンプルレジュメのポイント

  • 基本情報の連絡先は目立つように一番最初に書く
  • 学歴よりもカスタマーサービス関連の職歴を強調するために、職歴を中央部に配置
  • Profile欄を足して、自分の長所や価値のある経験をハイライト
  • Certificates欄で、Smart Serveを持っていることをアピール

 

5. まとめ

カナダでのレジュメの作成は、かなり自由でデザイン・スタイルも様々です。自分のやりたい仕事に合ったレジュメを作成しましょう。レイアウト作成などは、最初は大変かと思います。インターネットでみつかるサンプルのレジュメなどを上手く利用し、自分オリジナルの素敵なレジュメを作成してみてください
また、誤字脱字や文法ミスなどは出来るだけ避けたいところです。学校の先生やホームステイファミリーや、友達に目を通して貰ってフィードバックをもらうと安心ですね。
 
 
 

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