英語の勉強
カナダに留学さえすれば英語がぺらぺらになる、そんな期待を胸に留学を始めたものの英語がなかなか上達せず悩んでいる方も多いのではないでしょうか。語学学校でも英語は学べますが、英語の上達を早めるには学校以外でいかに英語と触れ合えるかが大きなカギとなります。ここでは語学学校以外で英語を勉強する方法についていくつかご紹介します。
英語の勉強方法
学校に行く以外にも、英語を勉強する方法はたくさんあります。身近なところから始めてみましょう。
英語の本や新聞を読む
英語の本や新聞を読むことでリーディング力の強化につながります。カナダには街角のボックスにたくさんフリーの新聞が置いてあるので、うまく活用しましょう。またインターネット上の海外ニュースサイトで興味のある記事を毎日一つ読んでみる、等でもよいと思います。まだそこまで英語に自信が無いという方は、図書館で幼児向けの絵本を借りて読んでみるのが良い練習になります。
音読する
英語を声に出して読むことはリーディングだけでなくスピーキング力のアップにも繋がります。始めはつっかえてなかなか上手く読めない場合でも、繰り返し口を動かすことで徐々に口の筋肉が英語に慣れてすらすら読めるようになります。コツは大きな声ではきはき読むことです。教材は特に何でも問題ありませんが新聞等は文章が固すぎる場合が多いので、学校で使っている教科書等がおすすめです。
分からない英語表現をメモする
本や新聞を読んでいて分からない英語に出会ったときや、学校で友達と話していて出てこなかった英語表現は後で調べてメモしておくようにしましょう。次に同じ表現が出てきたときにメモを何度も見返すうちに、使える英語として身に付いていきます。常にメモ帳を持ち歩くようにし、メモを付ける習慣をつけましょう。
ディクテーション
ディクテーションはリスニング力アップに効果のある勉強法で、短めの英文を全てノートに書き出す訓練になります。一字一句間違えないようにするには細部まで集中して聞き取る必要があるので、リスニングに大きな効果が期待できます。また文法を意識しながら聞くことになるため、ライティングにも効果があります。最初のうちは一度で全て書き出すことが難しいので、繰り返し聞いて正確に書き取れるようにしましょう。
シャドウイング
シャドウイングはリスニングとスピーキングに効果のある勉強法で、聞こえてくる英語のすぐ後に自分でも声に出してついて行く訓練になります。聞こえた文章をそのまま話すので集中して英語を聞きとる必要があるほか、遅れないで付いて行くには話すスピードも上げる必要があるのでスピーキング力アップにもなります。始めはついて行けなくても、反復練習することで確実に英語力を身に付けることが出来ます。
英語のドラマや映画を見る
海外ドラマや洋画鑑賞は、楽しみながら英語勉強が出来る方法です。教科書では習わないようなネイティブ特有の英語表現が多数使われるため、ネイティブと会話する際にも生きてきます。ただこの方法のデメリットとして、ただだらだらと何となく見てしまってはあまり効果がありません。リスニングの練習と割り切り、集中して聞くようにしましょう。
ラジオ、PodCastを聞く
ラジオやPodCastを聞くのも良いリスニングの訓練法です。テレビ等とは違って自分の耳からの情報だけで内容を理解する必要があるため、正確な聞き取りをする練習となります。またPodCastであれば手持ちの機器にダウンロードしてイヤホン等で聞くことが出来るため、通学中などのスキマ時間をうまく活用できて便利です。
英語で日記をつける
手軽にライティング力をつけたい場合には、英文日記をつけると良いでしょう。その日あった出来事や友達と話した内容を、ノートに作文形式で書いていきましょう。頭の中にあった情報を取り出す訓練になるので、スピーキングにも効果があります。始めのうちは細かい文法などはあまり気にせず、とにかく文章を書く訓練をしていきましょう。
ボランティアに参加する
ボランティアに積極的に参加することはネイティブスピーカーと交流を深める大きなチャンスです。留学生の場合、普通に生活しているだけではなかなか現地人と知り合う機会は多くありません。ボランティという共通の目的を持つ現地の友人を作ることで、真の意味での英語環境に身を置くことができます。
ランゲージエクスチェンジに参加する
現地の人と仲良くなるには、ランゲージエクスチェンジ(Language Exchange)を使うのも一つの手です。ランゲージエクスチェンジでは、外国人に日本語を教える代わりに、外国人から英語を教えてもらいます。ギブアンドテイクとなるため、お金はかかってもカフェ代程度と非常に安くすみます。そのまま友人になることが出来れば、英語力アップに大きなメリットとなります。