トロントの高校留学
10代の多感な時期に海外の学校に編入し、現地の学生と共に生活をする中学・高校留学は、急速な国際化の流れや小学校からの英語授業の導入、また海外大学を志望する学生の急増に伴い、毎年増加傾向にあります。飛躍的な英語力の向上、自立心、リーダーシップの育成など海外で教育を受けることにより、日本の教育システムでは得られない貴重な経験をすることができるでしょう。
トロントの高校で勉強する魅力
まだ若い留学生が海外で一人で生活するとあって、安全で安心な留学が最重要となります。また日本の教育と同水準の教育を提供する国を選ぶ事も、卒業後の大学を含めた進路決定に於いても極めて重要です。カナダは治安、政治の両面から非常に安定した国であり、世界で住みやすい国、留学生に好まれる国として知られています。 特にカナダのバイリンガル政策を背景に、学校での英語教育は他の英語圏に比べも極めて体系的に行われており、またそのきれいな発音から、カナダ英語は英語圏のスタンダードになっています。 トロントはカナダで最大の経済と教育の街であり、世界各国から優秀な学生が集う都市としても有名です。博物館、美術館、大学、研究所などが集中するトロントは文化的水準の極めて高く、将来をしっかりと見据えた留学考える学生にとってとても理想的な環境となるでしょう。
トロントが高校留学に適している理由
- 英語研修のクオリティーが高い
- 学校とホームステイが都市中心に位置しているので安全。現地オフィスにもとても近いので安心です。
- 教育レベルが国内トップクラスで、犯罪率のとても低い都市
- 帰国または卒業後世界各国の大学へ門戸が開かれる
トロントの高校の制度
- カナダでは、義務教育の開始年齢及び授業内容は国の監視のもと、各州ごとに制定・施行されます。 トロントが属するオンタリオ州では以下のような教育システムになっています。
義務教育対象年齢
幼稚園 | 4~5歳 |
---|---|
初等科(Elementary) | 1-8年生(6~13歳) |
高等科(Secondary School) | 9-12年生(14~17歳) |
教育内容と単位制
全ての公立学校では州指定のカリキュラムに沿った授業が行われます。私立の学校は州のカリキュラムにしばられることのない、独自の教育方針のもとカリキュラムを組んでいる学校が多いです。スポーツに特化した学校や、理系・工業系に力を入れている学校など各校の専門分野に特化している学校も多数あります。 高等科では単位制となり、卒業には30単位の取得(必須18科目、選択12科目)、最低40時間のボランティア活動が必須です。留学生向けの英語の授業
カナダの公立高校では入学時に試験を課す学校はほぼありません。英語の試験なども行われないため、英語のできない生徒も多く通っています。インターナショナルの生徒を数多く受け入れている教育委員会では、英語が母国語でない生徒を対象に本学科の授業とは別に英語のクラスを開講しているなど、英語が母国語ではない生徒でもしっかりと受け入れる体制が整っています。学校によってはサマースクールを開講しているので、高校入学前にサマースクールで英語を勉強しつつ学校に慣れていくことも可能です。
高校の学期と入学時期
- カナダの高校はほとんどが2学期制をとっています。1学期目が9月から2月、2学期目が2月から6月、そして9月まで長期の夏休みを挟みます。よって、日本からの留学の場合は多くは9月スタートとなります。 日本の中学を卒業された方の場合、通常卒業された年の9月から始まる10年生からの入学となります。ただし、学校によっては2月からの入学を受け入れているところもあります。 3月に中学を卒業してから6月頃カナダへ渡り、ESLなど現地の英語の授業を受けながら現地の生活に馴染み、9月の高校生活をスタートさせるのが一般的です。
トロント地域の高校
- トロント内の高校はいくつかの教育委員会に分かれていて、それぞれ教育プログラムや入学方法等が異なります。代表的な3つの教育委員会をご紹介します。
<Toronto District School Board(TDSB)>※公立
TDSB(トロント教育委員会)はトロントの中で一番大きな教育委員会で、全部で116の高校が属しています。アジアからの留学生が他の教育委員会と比べて多いですが、留学生の受け入れ数も多いので留学生に対してのサポートがしっかりと行われています。
TDSB(トロント教育委員会)はトロントの中で一番大きな教育委員会で、全部で116の高校が属しています。アジアからの留学生が他の教育委員会と比べて多いですが、留学生の受け入れ数も多いので留学生に対してのサポートがしっかりと行われています。
TCDSB(トロントカトリック教育委員会)に属する学校は主にクリスチャンを対象とした学校ですが、クリスチャンでなくとも入学が可能です。TDSBと比べ留学生はそれほど多くはありませんが、留学生を対象とした英語の授業などサポート体制はしっかり整っています。また、留学生と地元の生徒との交流も多いです。
<York Region District School Board(YRDSB)>※公立
YRDSB(ヨーク地区教育委員会)トロント地区では上記2つにつぐ3番目に大きい教育委員会です。人種や文化など様々な生徒が集まった国際的な環境があります。学校は主にYork地域(トロントから北部)に多く位置しており、その多くが郊外にありますので落ち着いた環境で学校生活を送ることができます。
YRDSB(ヨーク地区教育委員会)トロント地区では上記2つにつぐ3番目に大きい教育委員会です。人種や文化など様々な生徒が集まった国際的な環境があります。学校は主にYork地域(トロントから北部)に多く位置しており、その多くが郊外にありますので落ち着いた環境で学校生活を送ることができます。
トロント高校留学の流れ
11月~12月 | 学校選定 |
---|---|
12月~1月 | 出願開始 |
3月~5月 | 出願締め切り |
6月~ | 学生ビザ申請、渡航準備等 |
- ※学校や教育委員会によって異なりますのでご注意ください
カストディアン制度
カナダでは、18歳以下の方が保護者などの付き添い無しで留学・渡航される場合にはカストディアンと呼ばれる後見人をつけることが義務付けられています。カストディアンは本国の保護者の代わりに法定代理人としての役割や、長期休暇中生徒を保護し監護する義務を負います。 お子様のカストディアン選任に心当たりがない場合、弊社で後見人選定のお手伝いをさせていただくことも可能です。(※弊社を通じて高校お手続きをさせていただく方に限ります)