トロント大学での授業
こんにちは。トロント留学センターです!今回は筆者が現在通っているトロント大学を紹介します。トロント大学に進学を希望している人にキャンパスの様子と学生の生活についてお届けできたらいいなと思います。
今回はトロント大学(”University Of Toronto”)の学費と筆者が実際に受講した授業についての記事を書きたいと思います。
学費について
トロント大学の学費は、カナダ内で一番高いと言われています。学部にもよりますが、留学生の学費は、年間に約$22,000 CAD~ $60,000 CADかかります。1セメスター(4か月)の授業料は約$5,000 CADです。学校の授業料には、保険料が事前に加算されているので、自身の保険に入る必要はありません。学校にもクリニックがあり、無料でお医者さんに診察してもらうことができます。
卒業までの過程
基本的なBachelor Degree (学士号)の場合は、トロント大学を卒業するには20クレジット獲得する必要があります。簡単にクレジットの換算方法について説明したいと思います。
トロント大学は秋学期(9月~12月)、冬学期(1月~4月)、春学期(5月~6月)、夏学期(7月~8月)に分けられています。日本とは違い、9月~8月を一年度と数えます。
春学期と夏学期の授業のスピードは秋学期と冬学期に比べると、約2倍速で進んでいくので、毎日の勉強が不可欠になります。
授業
授業は100、200、300、400レベルと学年ごとにレベルが分けられています。200レベル以降は授業が取れる生徒の条件があり、その基準が満たされていないと授業を取ることは出来ません。
授業はLEC(講義)、TUT(チュートリアル)、LAB(実技)と主に分けられています。LECは教授が行うレクチャーで、TUTは前年度にその科目を受講し、良い成績を納めた上級生が問題を解いたり、質問に答えてくれる時間になります。LABというのは、実験を行ったり、中間試験の時間として使われることがほとんどです。
筆者は統計学、経済学、数学を専攻しています。実際に1年時に筆者が受講した授業の一部を簡単に紹介したいと思います。
MAT133/MAT135/MAT137
MAT135: 理数系を勉強したい人(例えば、経済学や統計学)が必ず取らないといけない微積分のクラス
MAT137: MAT133とMAT135との違いは数学の証明を取り入れた微積分のクラス
MAT135の授業は、日本の高校数学で微分・積分取っていれば、比較的良い成績がとりやすい授業だったと個人的には感じました。MAT137は、1年生の数学で最も難しいコースになります。私が受講した時は、毎週のオンラインでの課題と中間試験が4回、そして期末試験がありました。4回の試験を受けましたが、成績に反映されたのは3つの試験のみで、一番点数の低かった試験は成績に反映されませんでした。
授業内容の難しさはMAT133 < MAT135 < MAT137です。数字が大きいほうが難しくなると考えてください。
ECO100
難しいです。多くの学生が1回では合格点をもらえず、2回とっていることが多いです。この授業を受けたときの教授はとても厳しかったです。授業に遅れた場合、その日のクラスに参加することはできません。出席も毎回とりました。出席はクイズ形式で行われ、正解すると1点、不正解でも0.5点貰えるシステムでした。課題などはなく、他の採点はテストのみです。このテストは、授業を毎回真剣に聞いているひとには公平な試験でしたが、聞いていなければ、問題には答えられないような問題ばかりでした。
最後に
大学で講義に参加することはとても大切です。講義は早いペースで進んでいくので、予習復習も欠かせません。一年時の授業は大きなレクチャーホールで行われることがほとんどです。なので教授と話しをするということはほとんどありません。授業は約100人以上で受けます。ECO100など多くの学生がとらなければならない1年生の授業は1クラス約250人の生徒が受講します。授業の詳細や他にどのような授業があるかはこちらで確認してください。
他にもトロントやカナダの大学留学について質問等ございましたら、お気軽にコメント、またはトロント留学センターまでお問い合わせください♪