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PGWP(ポスグラ)の申請について

 
  
   
PGWP(ポスグラ)の申請について

こんにちは。トロント留学センターです。
今回のコラムでは、Post-Graduation Work Permit(PGWP)、日本人の間では通称「ポスグラ」と呼ばれているWork Permit(就労許可書)について、筆者の申請体験を踏まえてお話ししたいと思います。これからカナダのカレッジ、大学、大学院に進学される予定の方、カナダにもう少し長く滞在したい・移民してみたいなぁーと考えてらしゃる方は是非参考にしてみてください!

 
 
 
 

Post-Graduation Work Permitとは

まず初めに、Post-Graduation Work Permit (PGWP)とは、カナダの移民局に認められたPost Secondary School(短大~大学院)のプログラム修了すると申請資格が得られるOpen Work Permitです。PGWPはOpen Work Permitであるため、雇用主に縛りがなく、(一定の職種・機関を除く)どんな企業や職種でも自由に働けます
 
PGWPは、8ヵ月以上のプログラムを卒業すると申請資格が与えられます。プログラム期間と同じ期間のWork Permitが取得可能で、8ヵ月から最長3年までの就労許可書が与えられます。筆者の場合、大学の4年制のプログラムを修了したため、最長の3年間のPGWPがおりました。
 

 

PGWP申請に必要となるもの

必要書類

  • 申請書 IMM5710
  • Passport (Study PermitやCo-op Work Permitを含む)
  • 卒業証明となるレターや最終成績表
  • 証明写真
  • クレジットカード・カナダのデビットカード
  • Biometrics*

 

*申請する人によっては、Biometricsやその他書類を求められることがあります。

 
プログラムを修了した事を示す為には、Proof of Completion (学校から発行されたプログラム修了を証明するレター)又は、Final Transcript(最終成績表)が必要です。Final Transcriptを発行するには、最終セメスターが終わってから数週間かかる事が多い為、筆者の場合は最終セメスターの全ての授業をパスした時点で、Proof of Completionの発行を学校にお願いしました。
 

PGWPの申請の流れ

❶申請書 IMM5710に記入する
❷書類のスキャン
 ✔ Passportの顔写真があるページ
 ✔ Passportのスタンプが押してある全ページやメモが記入されているページ
 ✔ Study PermitやCo-opのWork Permit
 ✔ 卒業証明となるレター(Final Transcript 又はプログラム修了証明レター)
 ✔ 証明写真(デジタル写真でも可)
❸IRCCのオンラインアカウント作成(又は既存のアカウントにログイン)
❹アカウント内で質問の流れそって、PGWP申請の欄へ進む
❺申請書やスキャンした書類をアップロードする
❻申請料の支払いをする
❼申請終了(Confirmationのメールが届く)
❽数週間後Work Permitが郵便で届く

 

PGWPの申請をしてみて

Study Permitの申請の時に比べると、必要な書類の数も少なく割と簡単に申請が終了したように思います。筆者の場合は上記の申請ステップを踏み、52日間でWork Permitが発行されました。(申請時期によって、processing timeは大きく異なります。)
 
また、PGWPの申請にあたって筆者が卒業前に意識していたり、気を付けていた事がいくつかあります。
 

PGWPについてしっかり事前にリサーチ

 
カナダの移民局の細かいルールや規定は常に変わりうるため、卒業前には移民局のウェブサイトで当時の一番新しい情報を確認していました。また、大学のInternational Students Office(留学生をサポートするオフィス)のICCRCの移民コンサルタントの免許をもったアドバイザーによって、「PGWPについてのワークショップ」などが開催されていました。そういった学校のリソースを利用しながら、情報を収集していました。
 

最終学期にしっかり卒業申請をしておく事

 
カナダの大学であるあるなのですが、卒業申請をし忘れる学生もとても多いです。日本では馴染みのない制度ですが、最終セメスターに全ての単位を取り終えている事をしっかり確認し、Graduation ApplicationやRequest for Graduationといったような物(学校によって呼び名を様々)を提出することで卒業の意思を見せる必要があります。この卒業申請は、各セメスターで締切日が違うので事前に確認しましょう。この卒業申請をし忘れると、Final Transcript(成績表)にもプログラム修了の文字が入らなかったり、Proof of Completionが発行されない為、次のセメスターの卒業申請期間を待たなければなりません。
 

申請期間をしっかり把握しておくこと

 
カナダ移民局が設定しているPGWPの申請期間は、プログラム修了日から180日以内としています(2020年4月現在)。ここで注意する点として、学生ビザはプログラム修了してから90日経つと無効となるルール(2020年4月現在も)のため、筆者の場合は、申請期間は実質90日という風に考えていました。
 

書類集めも計画的に

 
スキャンできる書類は、卒業前にスキャンし、あとはアップロードするのみという状態にしておきました。特に大学から発行されるものに関しては、どんな手順を追って発行されるのか、どのオフィスが発行してくれるのか、どれくらい発行するのに時間がかかるのか等も卒業前に把握しておきました。プログラムを修了した日から対応するとアタフタしたり、情報集めに時間がかかったりするので、できるだけ早めにPGWPの申請準備を始めることをお勧めします
 

最後に

いかがでしたでしょうか?個人的に、PGWPの申請は特にややこしい申請ではありませんでしたが、カナダの移民局に提出する書類集めや、最終セメスターの卒業申請などで、バタバタ忙しくしていたような記憶があります。
特に卒業してすぐに働き始めたい場合は、事前にしっかりリサーチをし準備を進めておく事をオススメします。また、移民局の制度やルールは頻繁に変わるため、個人で新しい情報を得る必要があります。もしわからない部分があれば、ICCRCの移民コンサルタントの免許をもったコンサルタント、または法律家の方にご相談することをお勧めします

 
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